絵本のむし

おすすめ絵本の紹介

まめざらちゃん

「まめざらちゃん」

 あさのますみ 文 よしむらめぐ 絵

 白泉社 2019年

 3歳〜

あさのますみ/よしむらめぐ 白泉社 2019年09月20日
 
by ヨメレバ

 

絵本雑誌MOEのMOE創作絵本グランプリを獲った作品として紹介されていたので興味を持ち、読んでみました。
小さいまめざらちゃんがある料理好きの人の家に買われて来て、ドキドキしながらデビューを待つもまめざらゆえになかなかご馳走を載せては貰えず… という話です。
皿目線の話ですが、お料理の絵がどれもとっても美味しそう!絵は丁寧に美しく描かれていて文句ないです。
ストーリーとしては、(モノとして)報われない主人公が最後に逆転(?)して報われる、という展開で、何となく「セーターになりたかった毛糸玉」という絵本を思い出しました。他にもそういう話は色々とあると思いますが、何となく。

(「セーターになりたかった毛糸玉」は文章量が多く低年齢向けではないのですが最後にとても感動するのでお薦めです。)

まめざらちゃんがどのような形で人生逆転するかは読んでのお楽しみに!

 

 

 

同じ「モノとしての人生」みたいなのを描いた作品

 「セーターになりたかった毛糸玉」

 津田直美

津田直美 ブロンズ新社 2002年09月

by ヨメレバ

 こちらは復刊版のようです。元は1986年初版かな?

 字が多いので6~7歳以降、自分で読めるくらいの子向けかも。